2011年6月15日水曜日

好きな事をして生きる事。

会社に来年定年を向かえるTさん(男性)がいる。
たまに私はその人と話をする。

自我がしっかり確立されてて自分に自信を持った、なんというか、「自分!」っていう看板をしょって仕事しているような人達の中で(そんな中で私は萎縮してしまっていたりするんです)、Tさんは唯一ほっとできる、オアシスのような存在。Tさんとおしゃべりすると、親戚のおじさんとはなしをしているような、ほんわかした気持になれるのです。

先日、Tさんと立ち話をしていたら「お茶でも飲みにいこっか」と誘われて近所の喫茶店に行きました。学生時代の話、入社したときの話など色々話をしてくれました。中でも印象的だったのが娘さんの話。

私よりずっと下だけど、OLを辞めてタイ料理屋さんでアルバイトをしながらずっと好きだった音楽をやって生活してるんですって。友達と2人でルームシェアして。youtubeにアップされてる映像見たらすごく素敵な声だった。派手な演出もなくアコースティックギターを引きながら透き通った声で歌っていた。

身なりも汚くてすごく貧乏だけど、OLやっていたときよりずっとはつらつとしてて楽しそうだから、応援しようと思ってって。今では逆に娘がうらやましいって言っていた。

音楽や芸術の世界で生きて行くのって「夢みたいな話してっ」って一言で済まされる事が多いけど、こんな近くに実行してる人がいるんだなって。

やれるかやれないか。諦めるか諦めないか。
「無理無理」と頭っから思っていた事が、いや待てよ、そんなことないんじゃないか?って急に歯車がかくんと動き始めたようです。

Tさんはずっと男子校で女性と話すのが苦手でだそうだけど、私とは普通に気兼ねなくしゃべれるんですって。なんだかうれしかったなーー

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